(注意)六世代のTinyMTに関する乱数調整を知っている人向けの記事です。
はじめに
実機における第六世代の乱数調整には多くの場合カセキを利用します。今回は、主に使われる化石である"ひみつのコハク"を入手する乱数調整を紹介します。自分は解析ができないので手動で調べました。難易度は低め。
必要なもの・準備
・6genBlinkSearch(かけら氏作成)
・3DSRNGTool
(ゲーム内)
・いわくだき を覚えていて瞬きが見えるポケモンを1体だけ手持ちに入れる。未検証だが、手持ちに複数体ポケモンがいると後述するDelayが増加するかもしれない。
手順
①輝きの洞窟の最奥に移動して、セーブ。
②ゲームを再起動し、TinyMTのseedを求める。TinyMTのseedはホーム画面から起動した瞬間、あるいはソフトリセットをした瞬間に生成されます。
③岩の前まで移動し、手持ちを開く。今回の手持ちはフシギバナ1匹のみです。そして、「つよさをみる」でポケモンのステータス画面をみる。
④この画面で瞬きを観測して消費数を求める。求まった消費数から一番近い目標消費までBlinkTimerで消費し、Bボタンで手持ち一覧に戻る。バッグ内と比べ、長時間待機すると瞬きのタイミングが少し早まっていくようです。猶予は次の瞬きが起こるまでたっぷりあるので、あまり気にしないでください。
ひみつのコハクが出る目標消費についてですが、MiscRNGTool「G6 TinyMT」において直後のrand(100)が0-9(殿堂入り後の場合。殿堂入り前は不明。)となっている、rand(100)が34-66*1の消費数(Delayは15)となります。現在消費数からあまりにも遠くにあったら学習装置などを利用して近づけてください。
(参考画像)
赤丸部分が目標消費。Delayについてですが、追加で1-2程度の不定(?)消費がときどき割り込んでくる場合があるようです。もし、なかなか成功しない場合は青丸部分のDelayを16か17に変更してみてください。
⑤手持ちポケモンを選択し、「わざをつかう」でいわくだきを使う。不定(?)消費が発生しなければ成功するはず。
おわりに
確実に成功するようにするには、TinyTimeLineを作成できるとよいかもしれません。ただ、それだとちょっと手順がややこしいのでこの方法で十分だとは思うが。ORASもDelayの値さえ分かれば同様の方法でできるはず。
(2024/4/6 追記)orasでも同様にできました。
oras コハク乱数
— サイファー (@e52301147) 2024年4月6日
直後のrand(100)が0-24となるようなrand(100)が34-66の消費を狙う
(XYよりコハクの出現率が倍増)
下の画像のような屋外でdelayは24(洞窟内のdelayは未調査)
試しに20回やって13回コハクの発掘に成功 pic.twitter.com/OTrYlo7tCG