この記事は、Pokémon Past Generation Advent Calendar 2023 93日目の記事です。
※検証中の方法なので生暖かい目で見ていってください。
今回は最速バッグ開き等とは異なる、7世代の野生乱数を安定して行えるかもしれない方法をご紹介します。注意点としては、図鑑の登録が全て済んでいるとこの方法を使えないところです。そのため、光るお守りの影響を受けられません。
事の経緯
今から1年ほど前、バッグ内で飴や石を使い、進化時の瞬き*1を利用して野生乱数を安定して行えないか試していました。
しかし、進化画面の消費は瞬き一回につき1~3消費とまばらで利用するのは難しそうで断念しました。そして最近になって再考したところ、進化した後の図鑑登録画面であれば消費の進みが安定していると分かりました。
例)ニャビーを進化させて、ニャヒートを図鑑登録
ここでは瞬き一回につき1消費です。言うまでもないですが、進化後のポケモンの目が捉えられないといけません。また、進化時に技を覚えるようなポケモンが一部いますが、そういう種族も利用できません。その後、進化画面に戻ってしまうからです。
ちなみに、ニャヒートは進化時に かみつく を覚えますが、ニャビーの時点で覚えさせておけば回避可能です。
実践方法
今回は、NPC4のポニの険路で野生乱数をします。まずは特定の場所でセーブ。
ここがNPC4の場所。3の場所もあるらしい。
次に、いつも通り初期seedを特定して、目標個体を検索する。Consider Delayは一旦外すように。ここでは目標フレームが20400となりました。
続いてMiscRNGToolに移り、適切なNPC数を設定し、Create Timeline/sにチェックを入れます。そして、20400FのReal Timeが3.167s(恐らくあまいかおりのエフェクトが発生している時間)となるStarting Frame(19958F)を探し、その3F前の19955Fをメモします。*2未確認ですが、シンクロありだとこの辺りの設定が変わってくるかもしれません。
ちなみに、どうやってもReal Timeを3.167sにできない目標フレームもたまに存在するようです。Consider Delayにチェックを入れて検索した場合に出なくなるフレームに多い気がします。
(3/2 追記)普通にConsider Delayと補正を調整してやれば、上記の作業をする必要性はありませんでした。ただ、調整した値によっては既存のツールだと検索時にエラーが発生する場合があるようです。また何か分かったらお伝えします。
最後に、19955Fの手前まで普段の消費方法で消費し、僅かな残りを図鑑登録時の瞬きで消費し切ります。参考までに、ポニの険路でQR→バッグ→進化画面→図鑑登録画面まで最速で行くと、その間に150程度消費されていました。
19955F目の瞬きを観測したらAを押します。猶予は充分にあるため、高い目押し精度は必要ありません。道具一覧に戻るのであまいミツを使用します。手順が正しければ目標個体に遭遇できるはず。
最後に
NPC2(ひかおま無) pic.twitter.com/y7V36Xl5X5
— サイファー (@e52301147) 2024年2月29日
こんな感じで成功。にわかなので未だに仕組みがはっきり分かっていません*3が、この方法で20回以上やってフレームずれはしていません。
お守りなしで狙い撃ちできるのは強みですが、図鑑登録を利用する以上、同じロムで際限なくこの方法を利用できないのがネックです。Starting Frameの逆算作業が面倒なので、専用のツールができるといいなあ(願望)